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中小企業によるイノベーションの進め方②

今月も引き続き中小企業によるイノベーションのあり方について考えていきます。
イノベーションとは簡単に言えば、「現在世の中にないものを生み出す」ということです。イノベーション = ハイテクではないし、天才的発想が絶対に必要なわけでもありません。反対にどんなに先端的な技術であっても、何か新しい価値をもたらすものでなくてはイノベーションとは呼べません。やはり二番煎じは禁物です。
実はイノベーションの対象は、もちろん物でも、サービスでも、あるいは「仕組み」など何でも良いのです。それが何か現状の根本的な解決をもたらし、その結果大いに人が喜ぶものであれば、立派なイノベーションと言えます。
今回はそうしたイノベーションを生み出す上で役立つ2つのコツを書いてみます。

①

大きな成功を収めている事業を観察すると、多くの場合「2つの思い」があることがわかります。一つは消費者の思い、もう一つは経営者の思いです。言い換えれば、顧客が心の中で切望しており、更に経営者がその実現に強い意志をもって取り組んでいる、そういう領域で素晴らしい事業が生まれます。図で書くと右上のようになります。
図の二つの楕円が交わる部分が目指すべき分野です。ここにイノベーションを起こす余地があります。現在貴社が取り組んでいる事業をそういう観点で点検してみましょう。2つの思いが交差したところで貴社は事業をしているでしょうか。ところで、なぜ経営者の思いが必要かと言えば、前述したように「現在世の中にないものを生み出す」のがイノベーションだからです。前例がないから方法論も確立していない。困難や多少の失敗が待ち受けようともやり切る意志があってこそ切り開ける領域なのです。

3月号原稿

②

次に大事なのは次の「3つのC」を意識することです。Customer(顧客)、Competitor(競合)、CoreValue(自社の強み)がそれです。
■顧客のこと・・悩みや本音を理解していますか?
■競合のこと・・誰が本当のライバルですか?その強みと弱みを客観的に分析できていますか?
■自社の強み・・競合と冷静に比較した上で、絶対に自信があるものはありますか?顧客から熱烈に支持されているものは何ですか?
こうしたことを「ひいき目なし」に評価することが、とても重要なのです。そうして自分を客観視すると、業界での自らのポジションが見えてきます。そこを活かせる分野で、顧客の満たされていないニーズを探し、それを実現するために考え抜くことがイノベーションへの近道となります。