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デザインの時代が来た

当地域には技術力を強みとする企業が集積していますが、それらの企業に今大きなチャンスが訪れています。市場の流通ルートや販促方法が大きく変化し、中小企業であってもエンドユーザーに接近しやすくなっているからです。
従来の下請けや低価格競争を脱し、価値ある商品をダイレクトに顧客に届けることが現実的に可能となってきました。そこで当センターでは異業種連携プラットフォームをはじめ、様々な仕組みを整え、地域企業の全国発信支援に力を入れています。
同時に企業の皆様自身にも将来を見据えて積極的な手を打って頂く必要があります。その中でフォーカスすべき重要テーマの一つがデザインです。付加価値の高い製品を提供していくにはデザインに関する知識やノウハウを持つことが欠かせない時代になってきたためです。
長い間メーカーは性能や機能の競争を最優先してきました。しかしデジタルの時代になると、多機能や性能の高さが付加価値に直結しなくなってきました。わかりやすい例では、かつて腕時計は多機能であるほど価値がありましたが、デジタル化が進んだ結果、格安の腕時計でもかなりの高機能を実現できるようになり、最近はむしろ機能がシンプルでデザインが優れたものに価値がつくようになっています。
ユーザーの意識も大きく変わっています。従来は多くの物を保有することが豊かさと同義でしたが、近年では持たなくてよいものはなるべく減らし、良いものだけを手元に置きたいという願望が強くなっています。あふれるモノに左右される生活をやめて、自分らしさを基準にモノを選びコーディネートするというスタイルに移っています。そこではデザインレベルの低い商品はもう選ばれません。

9月号

また、デザインのトレンドも一方的にデザイナーが意匠性をアピールするのではなく、主役であるユーザーのライフスタイルを支えるデザインへと変化しつつあります。ユーザー目線で使いやすさを徹底して配慮した上に成り立つデザイン、飽きが来ず長く使い続けることができるデザインが評価されています。
いずれにしても、今後商品の付加価値を高めるには、経営者も含め社内にデザインを理解する人を増やすことが必須となります。それは必ずしも社内にデザイナーを持つということでありません。商品のデザイン自体は外部の人を活用すれば十分可能です。ただしこちら側にデザインの素養があるかないかで生まれるものが全く違ってきます。
まずは世の中の優れたデザインを数多く見て目を養うこと、合わせてデザインの基本的なエッセンスを学ぶことがとても有効です。今回、岡山県立大学の協力を頂き、基礎からのデザイン講座を開催することになりましたので宜しければ受講して頂ければと思います。
良いデザインは貴社の理念や経営者の思いを言葉以上に顧客に語りかけてくれる強力な武器です。魅力ある商品づくり、更にはファクトリーブランドを目指していくためにも是非ご検討下さい。