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中小企業によるイノベーションの進め方①

前号では中小企業こそが「イノベーション」の大きな潜在力を持つことについて書きました。今回は実際にどうすればイノベーションを実現できるか考えてみましょう。
イノベーションで大切なのは自社の強みを活かすことです。従ってまず自社の強みが何かを整理することが必要となります。時代が大きく変化する中で長年事業を継続しているわけですから貴社には必ず何か強みがあるということです。だからこそ顧客に支えられてここまでやってきているのであり、この強みを生かすことが貴社の成長につながります。
しかし自社の強みをよく知らない、あるいは勘違いしている中小企業が案外多いのが現実です。特に下請け事業が中心の企業に聞くと、自社の強みは「技術力」だと言われることがよくありますが、それではあまりに抽象的なので、もう少し掘り下げないと現実味が出ません。強みとは相対的なもので、他の企業よりも顕著に優れていることが前提です。そのため、他社の技術と自社の技術を比較しながら、具体的にどの技術がどういう理由で強いというように特定をしていくことが大切です。
もし自社の強みがよくわからない場合は、例えば繰り返し購入してもらっている商品が何かを調べその購入理由を確認する、あるいはリピート顧客にずばり自社の何を評価しているかを聞いてみると意外に気づかなかった自社の実力が判明することがあります。
自社の強みがわかったら、今度はそれを活かせる対象について検討します。その際は図のようなマトリックスを基いるとわかりやすくなります。基本は、Ⓐ自社の技術を活かして新しい市場に向けた商品を開発するか、Ⓑ自社が強い業界を深堀するために新たな技術開発を行うかです。
201702マーケティング講座用

時々、現在の事業環境が悪いからと本業と全く関連のない新事業を始めようとする経営者を見かけますが、それは必ずしもお勧めできません。ポーカーゲームで手が悪いからと全部のカードを取り替えるようなもので、それは一種の賭け事です。中小企業の場合は手持ちの資源が限られていますから、あまり極端なリスクをとると命取りになることがあります。自社の持ち味や地の利を生かしながら展開することがベターです。
中小企業の場合は「手堅くイノベーション」という考え方が有効です。発想は大胆に、しかし実行の仕方は小さく始めて大きく育てるということです。貴社の強みを活かした革新を少しずつ、しかし確実に進めていくのです。将来の方向性や戦略に悩んでおられる場合は、当センターもお手伝いできます。お悩みの方はぜひご相談下さい。