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細部までこだわったバッグブランド「KOROKU(コロク)」の誕生

末田工業所はハンドバッグ製造一筋に40年、高級皮革等を使った製品を独自の加工技術で製造しています。素材を熟知し、独学で積み重ねてきた技術は随一で、製造したバッグは銀座の大手セレクトショップや百貨店の店頭を飾るまでになっています。

 

自社オリジナル製品を作ってみたいとの思いは持たれながらもOEM製造に追われ、時間だけが過ぎていたそうです。そこまでの技術をそのままにしておくのは惜しいと感じたつやま産業支援センターはオリジナル製品の制作を後押しし、ブランド化の展開が始まりました。

今回「MADE IN TSUYAMA」ブランドプロジェクトに参加して、オリジナルブランド「KOROKU(コロク)」を立ち上げた有限会社 末田工業所様の事例をご紹介します。

代表の末田様にお話を伺いました

―事業内容について

先代が1957年頃から仕事を始め、1962年頃に末田工業所という会社になりました。その頃は、かぎ針で編んでバックを作り、ほとんどをアメリカに輸出していました。その後、革に目を向けるようになり、ミシンなどの機械を一から揃えて作るようになりましたね。デザイン画を基にパターンから裁断・縫製・仕上げまで自社で作ることができます。

―御社の強み

弊社は、長年革の商品を取り扱っています。革の良さは、長く使えば使うほど味が出てくるところです。そんな革だからこそ、お客さんに長く使ってもらいたいと思っています。そういった想いから、持ち手の部分や裏地などの細やかな部分まで手間をかけて一つ一つの商品を丁寧に作っています。

―オリジナル商品を作ろうと思ったきっかけ

津山市の方に「オリジナル商品を作ってみないか?」と声をかけられたのがきっかけです。第1段では、東京の文化服装学院と東急ハンズ新宿店とのコラボ商品を作りました。コラボの内容は、生徒がデザインしたバッグを製造し、東急ハンズ新宿店でデビューさせるものでした。この取組の後、オリジナル商品としてもっとこだわったものを作ってみようと思いました。


―オリジナル商品を作る際に苦労した点

商品のサンプルを作るのに、型紙から作りますが、型紙は1つのバックに最低でも20枚以上の枚数が必要です。しかも作ってみないと、それがイメージしたものと合っているかどうかがわかりません。サンプルは、機械などを使わず全部手作業で作っていくんです。型紙に合わせて縫ってみて、ちょっと細かすぎたなとか、張りすぎたね、柔らかすぎたな、ということがあるので、そのあたりが苦労しますね。


―オリジナル商品を作って良かったと思う点

津山市の広報紙や新聞に掲載されたことで、それらを見てわざわざ工場に来てバックを買ってくださった方もいました。直接、消費者の皆様と接して反響が感じられる。それがオリジナル商品を作ってよかったと思うことですね。じっくり吟味して、「いいな」と言ってくださる人が、1人が2人になり、2人が4人になりと増えていったらいいと思っています。


―オリジナル商品のこだわり

基本はもちろんのこと見えない部分までこだわっていく、という気持ちでやっています。オリジナル商品は、ショルダーバックとセミショルダーと手提げの3種類です。手紐の部分は、革だけだと弱くて使っているうちに伸びてくるのですが、中に支えを埋め込んであるんですね。外からは見えませんが、紐が切れないような工夫もしています。また、カバンの表側にあるステッチが曲線になっているものもあり、誰でも使っていただけます。

―今後の目標や夢

今年9月にオリジナル商品を出してから、それほど経っていないので今後の明確な目標はまだありません。まずは、今のオリジナル商品をなんとか売り出せていければと思っています。今後も東京でフェアがあるので、色合いを変えたものを出そうと考えています。いずれは、オリジナル商品のパート2を何か考えていきたいですね。

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