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新たな時代のマーケティング

20世紀の初め、米フォード社が世界初の大量生産「T型フォード」自動車を発売し、チャネル・プロモーション、市場調査によって大ヒットしたことから、近代マーケティングが始まったといわれています。そしてマーケティングが日本にもたらされたのは1955年。財団法人日本生産性本部のアメリカ視察団が帰国した時に、「これからの日本企業には、マーケティングが必要である」と話したことがはじまりとされています。しかし、これをさかのぼること300年前の江戸時代にそれまでの商習慣をくつがえす店前現銀売り(返金OK)、チラシの配布(宣伝)、値札の導入(定価)など画期的なマーケティング活動が行われていたと、経営の神様ドラッカー氏は次のように自著に記しています。「マーケティングは、日本で1650年ごろ、三井家の始祖(三井高利)が商人として東京に定住し、最初の百貨店とでもいえるものを開業したときに発明された。」引用 Peter.F.Drucker著、野田一夫、村上恒夫 監訳『マネジメント:上』(ダイヤモンド社、1974)
 高度成長期を経てネット流通全盛となった現代において、大量生産大量消費から少量多品種生産一人一品志向へと消費構造は変化しました。所有から共有に価値観が変わるなど、マーケティングの核心であるモノやサービスも進化してきました。消費者の「意識」や、インターネットをはじめとする情報環境に依存する私たちの「行動」が変容し、過去の常識やルールが通用しなくなってきたのです。このような市場環境においてマーケティングというものがどのような役割を果たせるのか。厳しい競争環境で生き残るためにはどう戦えばいいのか。そのヒントが「競争を勝ち抜く原動力であるイノベーションの追求」にあるのです。これまで当たり前と思われていた慣習を根本的に見直して、こうあるべきという理想を描き、創意工夫で実現する。まさに三井越後屋呉服店(現三越百貨店)が実践した新たな取り組みへの挑戦がマーケティングの原点であり、未来なのです。
 過去の延長線上にない未来にどう対応するのか、経験や知識が通用しない未知への挑戦はリスクをともなう不確実なものですが、顧客の声に耳を傾け、社会の要請に真摯に向き合い、製品技術やサービスを磨き続けることで、新たな価値が生まれる。本当に必要なことは理論や手法ではなく、製品やサービスを提供する事業と正面から向き合う企業の意識であり、姿勢そのものなのです。ヒット商品の開発に近道はなく成功の方程式もありませんが、新たな取り組みに挑戦することが価値創造の可能性を広げます。つやま産業支援センターでは新製品新技術の開発や企業間連携による事業革新など、付加価値化・事業転換を支援しています。持続的成長を目指す元気な企業からのお問い合わせ、ご相談をお待ちしています。